治療計画を大切にした検査・診療を行います。
これまで数多くのがん治療・手術を行ってきた院長が検査・診療を行います。検査結果から治療方針の説明まで一貫して行います。
特に胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査で悪性腫瘍が疑われる場合は、医療機関への紹介を行う前にしっかりと治療計画を立て、その上で紹介させていただきます。
日帰りポリープ手術を積極的に行います。
日帰り手術は患者さんの時間・費用の負担を減らします。
内視鏡検査でポリープが見つかった際には、可能な限りその場でポリープの切除を行います。
加えて、安全かつ適切な治療方法の選択を心がけます。
苦痛の少ない検査・治療を追求します。
胃・大腸内視鏡検査の苦しさを軽減するために、最新の内視鏡検査機器を導入しています。
また、鮮明な画像を得るための設備や覚めの早い鎮静剤などを導入しています。
内視鏡検査の苦しさに不安がある方もお気軽にご相談ください。
- ●一般内科(かぜ疾患など)
- ●生活習慣病
- ●消化器内科
- ●肛門科
- ●胃・大腸内視鏡
逆流性食道炎
逆流性食道炎は、強い酸性の胃液や、胃で消化される途中の食物が食道に逆流することで食道が炎症を起こし、粘膜がただれたり潰瘍(粘膜や組織の一部がなくなること)を生じる病気です。
このため胸やけや胸の痛み、吐き気、食欲低下、せき、のどの違和感などさまざまな症状が生じます。
慢性的な食道炎は食道癌の原因の1つです。
胃炎
胃炎には急性胃炎と慢性胃炎があります。みぞおちが痛い、吐き気、嘔吐の症状があらわれます。
- ●急性胃炎
- 日常的に起こりやすい病気です。急性胃炎は、ストレスや刺激の強い飲食物、薬剤などが原因になっている場合があります。原因を取り除くと回復しやすいのが特徴です。
- ●慢性胃炎
- 胃炎の状態が長期間、繰り返し起こるのが慢性胃炎です。慢性胃炎の原因のほとんどがピロリ菌の感染によるものだと明らかにされています。
また、日本人の胃がんの多くはピロリ菌感染による慢性胃炎が原因です。
胃潰瘍
胃潰瘍は、胃から分泌される胃酸やペプシンといった消化酵素によって胃の粘膜とその下にある組織が溶かされてしまう病気です。胃潰瘍の多くは薬で治療することができます。
胃がん
従来、日本においては患者数・死亡者数とも悪性腫瘍の第1位でしたが、食生活の変化、検診の普及、治療の進歩で死亡率は徐々に減少しています。内視鏡検査で早期発見ができる病気です。
ピロリ菌の除去
胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの主な原因とされているピロリ菌の除菌治療を積極的に実施しています。採血や呼気テストでピロリ菌感染が確認された場合には、早めの除菌治療をお勧めいたします。方法や効果について、院長が外来で詳しく説明致します。
大腸がん
早期大腸癌ではほとんど症状認められません。定期検診で便潜血検査を行い、陽性だった場合は、大腸内視鏡検査による精密検査をお勧めします。その他、下痢や便秘、下血、体重減少などは大腸がんのサインかもしれません。このような症状が気になる方は外来に相談にいらして下さい。
大腸ポリープ
大腸にできるいぼのようなものを大腸ポリープといいます。大腸ポリープのうち8割程は腫瘍性のものと考えられています。腫瘍性のポリープはそのまま放置しておくとがん化する場合があるので、過去にポリープを指摘された方や、切除の経験がある方は、定期的な内視鏡検査を続けて下さい。
過敏性腸症候群
検査を行っても明らかな異常が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、ガス過多による下腹部の張りなどの症状が続く病気です。
原因は分かっていませんが、ストレスなどの心理的要因が重要な因子であると考えられています。適切な服薬により症状が緩和されるケースが多くあります。
潰瘍性大腸炎
大腸や小腸の粘膜にただれや潰瘍を引き起こす病気です。現れやすい症状として、下痢や下血、便秘、下腹部痛などがあります。難病指定されていますが、潜在的患者数はかなり多いと考えられています。
下血
下血は、肛門から血液が混ざった便が出てくることです。下血の原因は様々あり、場合によっては深刻な病気が原因のこともありますので、下血した際は早めにご相談ください。
痔
とても多い病気ですが、放置すると重症化したり、重要な大腸の病気が隠れているケースもあります。お通じの時の痛みや出血が気になる方は受診をお勧めします。
肛門周囲膿瘍
下痢や軟便、抵抗力が弱っている時になりやすい病気で、肛門のまわりに膿がたまり、痛みや腫れをおこします。肛門周囲膿瘍は痔ろうの前段階なので、早めに治療を行うことが大切です。
一般健診
提出先(会社など)が指定する検査項目があるときは、当日に検査項目が記載されている用紙をご持参下さい。
結果票は採血の有無にもよりますが、当日~数日で作成致します。
市川市の健康診査
下記の健康診査を実施しています。
市川市から郵送される「受診券」をご持参ください。
平成28年3月31日時点の年齢
健診(検診)名 | 対象者(平成28年3月31日時点の年齢) |
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特定健康診査 | 40歳~74歳の市川市国民健康保険被保険者、及び75歳以上の方 (一定の障害のある65歳以上の方を含む) |
大腸がん検診 | 40歳以上 |
胃がんリスク検診 | 40、45、50、55、60、65、70、75歳の方 |
患者様へのご案内(保険医療機関における書面掲示)
当院では以下の診療報酬施設基準を整備し関東信越厚生局に届出した上で算定しています。
基本診療料
・医療DX推進体制整備加算 8点
・一般名処方加算(1) 7点
・外来感染対策強化加算(発熱患者等対応加算)6点(20点)
医療DX推進体制整備加算(マイナンバーカードによるオンライン資格確認等)
受診された患者様に対し、国の指針に従い、健康保険情報、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行っています。医療 DX 推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得・及び活用して診療を行っています。
一般名処方加算1
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
外来感染対策向上加算
月に1回限り初診時または再診時に算定されます。
感染防止対策に資する情報の提供体制を評価するための診療点数です。
当院では、専任の院内感染管理者(院長)を配置し、感染予防・抗菌薬適正使用についてのマニュアルを作成し、職員に院内感染防止対策に関する研修を実施しています。
新興感染症の発生時等に都道府県等の要請を受けて発熱患者の外来診療等を実施する体制を有し、外来対応医療機関として千葉県のホームページに公開されています。
発熱患者等対応加算
月に1回限り初診時または再診時に算定されます。
発熱、倦怠感、嘔吐・下痢、咽頭痛・咳・鼻汁などの症状のある患者さまは、必要に応じて別の入口を案内、診療時間指定を行うなど、他の患者さまと時間的・空間的動線を分けて対応しています。
※当院では医療費内容領収書及び個別の診療報酬算定項目明細書を交付しております。